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一より習ひ 十を知り

5歳姪と2歳甥、騒ぎながら遊んでは喧嘩して騒ぎ、歌を歌い始めたと思ったらまた癇癪をおこして騒ぎ。
騒々しいとは正にこういう状態であります。
耳栓が全く役に立ちませんでした。


子供の仕事は大声出して遊ぶ事。
大人の仕事は受忍する事。


子供達が帰って母と二人きりになったら静かな事静かな事、この上もありません。
ただしこの状態が長く続くとあんなに五月蝿く思っていた子供達の声が聞きたくなる。
おもしろいものです。


話は変わりまして、内田樹さんの著書「日本辺境論」の中にこのような記述がありました。

ここから



断定的であるということの困った点は、「おとしどころ」を探って対話することができないということです。
先方の意見を全面的に受け容れるか、全面的に拒否するか、どちらかしかない。
他人の受け売りをしている人間は、意見が合わない人と、両者の中ほどの、両方のどちらにとっても同じ程度不満足な妥協点というものを言うことができない。
主張するだけで妥協できないのは、それが自分意見ではないからです。


「虎の威を借る狐」に向かって、
「すみません、ちょっと今日だけ虎縞じゃなくて、茶色になってもらえませんか」
というようなネゴシエーションをすることは不可能です。
狐は「自分ではないもの」を演じているわけですから、どこからどこまでが「虎」の「譲ることのできない虎的本質」で、どこらあたりが「まあ、そのへんは交渉次第」であるのか、その境界線を判断できない。


もし彼がほんものの「虎」なら、
「サバンナで狩りをするときは、茶色の方がカモフラージュとして有効ですよ」
というような訳知りの説明をされたら一時的に「茶色」になってみせるくらいやぶさかではないと判断するというようなこともありえます。


でも「狐」にはそれができません。「自分ではないもの」を演じているから。
借り物の看板のデザインは自己責任で書き換えることができない。
私たちは「虎」とは交渉できるけれど、「狐」とはできない。
そういうことです。


「虎」なら「自分は『虎』として何がしたいのか?」という問いを自分に向けることができます。
でも、「狐」は「自分が『虎』として何がしたいのか?」という問いを受け止めることができない。
他人の受け売りをして断定的にものを言う人間が交渉相手にならないというのは、彼が「私はほんとうは何がしたいのか?」という問いを自分に向ける習慣を放棄しているからです。




以上


他人の受け売りとは、例えば私がこのように他人の考えを何の自分のフィルターも介さずに転載(無断)する事です。
自分のブログを持って記事を書いた人なら、もしかしたら経験された事があるかもしれません。
それは、他のサイトとかあるいは何かの本とか出版物の中で自分が気に入った記事を見つけ、それを自分のブログでも紹介したいと思い、それをコピペ、或いはタイプして自分のブログの記事にしてみた。
でもそれを記事にしているうちに、自分のやっていることが何か虚しくなったり、意味が無いと感じ始めたりして、その記事を結局は破棄してしまう、といった事です。


それは「日本辺境論」で書かれているところの、自分は「虎」ではなく、虎の威を借る「狐」であることに気付いたからなのでしょう。
自分の考えではないから、他の考えと対峙したときに妥協する点がどこかも分からない。
妥協ができないから、というよりは妥協とはどういうものか分からないから主張する。


このあたり、ハンドブックに「未熟」と書かれている強迫的ギャンブラーの本質そのままです。


モノマネは最初は必要、やり方がわからないのだからお手本が必要なのです。
そして真剣にその人の真似をして覚えていって、その経験から自分の考えが生まれるから。
スポンサーシップもそうでしょう。


でもいつまでもモノマネばかり、自分の考えが持てなければ、いつまでたっても苦しいまま、変わらないまま、生きていくことになるでしょう。


「私はほんとうは何がしたいのか?」
それを考え、決めることができるのは自分です。


ミーティングやプログラムも続けていくことによって見えてくるものが沢山あります。
一つのことが続いてくると、続けることがどれだけ難しいのかが見えてくる。


さて、最後も狐らしく受け売りの言葉で。
一より習ひ 十を知り 十よりかへる もとのその一

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