家族への想い

十年一昔っていうけれども、

もうあれから10年経ったのか…と思った。



10年前の今日、父が亡くなった。



私は父が死んだ時には涙は一粒もでなかった。

何故か悲しくなかった。

父の死から時間が経っても、その気持ちは変らなかった。

私にとって、父は居ても居なくても変らなかった存在、だったのかもしれない。



でもステップ4の自らの棚卸を行った時、

父に対する恨みがわんさか出てきた。

兄姉に対する恨みもあったが、

その恨みはどこかで父と繋がっていることだった。



棚卸を進めていくうちに、

実は私は父にこそ認められたかった、

父にこそ愛情を求めていた、

ということがよく分かった。



もうあっちの人になってしまったから埋め合わせはできないが、

私の今日一日の行動こそが父への埋め合わせになるのかもしれないと、

そう思っている。



そんな父の10回忌という事で先ほどまで家族で食事をしてきた。



熱狂的な人は体調不良で不参加だったので、

兄夫婦と姉と熱狂的な母の孫と私、という珍しい組み合わせだった。



私はいつもこのメンバーで居る時はとても居心地が悪かった。

特に私も社会人になってからは、

この中で自分がどう立ち回っていいのか、

私は分からなかった。



家族と呼ぶにはあまりにも希薄な関係。

実際私にとっては他人だった。

他の他人と家族が違うところは血が繋がっているという事だけ。



私は心でそう思いながら、今まで生きてきた。



でも棚卸から導かれた真実。

そうではなかった。

私は家族を誰よりも求めていた。



愛されたくて愛されたくて、

そして愛したくて愛したくてしょうがなかった。

それが真実の自分だった。



それを知った今。

私は兄姉の間で立ち回ることはしなかった。

ただその場に居て、

話を聞いて、喋って。



それがとても嬉しかった。

今日はとても楽しく過ごす事ができた。



それに…



兄夫婦や姉の寛容さとご配慮はもちろんあるのだけれど、

兄姉達の私への態度が胸に染み入る。



その態度から、言葉から、表情から、

私、今信用されている。

兄姉達に私は信用されているのだ、と。



その事が分かった時、

オカルトじゃないけど何故か父がこの場に居るような気がした。

父がいるような…気配を感じた。



そしたら何だかとても暖かくなった。



遥か昔の家族団らんの場を思い出した。

私のどこにそんな記憶があるのかって思ったけど、

やっぱりあったんだ。



帰り際、姪っ子を抱っこしてたら強烈なハグで私にしがみついて離れない。

私は自分の親に対しての、

家族に対しての想いからか子供をつくろうとはしなかったから、

実の子の情愛、実の子への情愛というものは分からない。



でも…



この子達はとても大事にしたい。

私が抱いていた感情など持たぬよう、

健やかに育ってほしい。



そしてこの子達に対して自分に出来る事をしていこう。



願わくばこれから先、

この子達が成長していく中、

その子達の話を正面から聞けるような、

そんな私でいてほしい。

そう心から思った。



そんなこんな、

美味しい食事と楽しい時間を過ごして兄姉達とは別れた。



地下鉄に乗ろうと定期を出した時、

財布の中にいつも入れているメダル。



それはスロットのメダルではなく、私がGAでバースデイを迎えたときにもらったメダル。

そのメダルには真ん中にⅠと刻まれている。



一年…か。

狂った自分のギャンブルで、自分が狂いそうになっていたあの時が、

遥か昔のような、つい昨日の事のような…。



天から頂いている今のアブスティナンスが、

一体どれだけのものを私にくれたのだろうか。



ああ、

神様 ありがとうございます。

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1. 神様

すばらしい記事へと導いてくださり、
ありがとうございます。

かわいい突撃姪っ子ちゃんが、実はお父さんだったりしてw

「離れたくないよ」

ヨハンさんに甘えているのかも、お父さん。

ふふふ

2. Re:神様

>こっころーるさん
ううう…
姪っ子が親父とな??
そりは勘弁して欲しい…

男にハグされたらやっぱ気持ち悪ぃ…

う・ううう…うげぇ…←吐いたw

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Author:よはん
強迫的ギャンブラー よはんの備忘録
GAの事、自分の事、今考えてる事など徒然書いています。

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